東洋医学から考える冬に負けない体づくり

冬

みなさん、こんにちは。
東洋医学にも精通している畝傍カイロプラクティックの坂田です( ̄▽ ̄)

あと10日ほどで今年も終わりますね。
子どもの頃は、お正月三が日はどこのお店も閉まってたので、お正月準備も必要やったけど、今はコンビニもあるし、スーパー、デパート、ショッピングモール、ほとんどが元旦から開いてます。
子どもにとってはテンションが上がりようのないおせち料理を食べ続ける必要もなくなりましたねw
おせち料理
おせちもいいけど、カレーもね!
の意味がまったくわからんでしょ( ̄▽ ̄)

今回は、大学時代の同級生で、神奈川県川崎市 小田急線の「新百合ヶ丘」で伊賀鍼灸院・接骨院院長・気緑堂薬店代表をやってる伊賀裕一先生から教わった東洋医学ネタを!

陰陽五行説とは

東洋医学の考え方で、陰陽五行説というものがあります。
陰陽五行説と呼ぶことが多いので、僕も今そのように表記しましたが、実際は陰陽説と五行説とに分かれています。
それぞれ成立した時期も違います。
陰陽説は紀元前1000年前後、五行説は紀元前400年前後と言われています。
ざっくりとわかりやすく言うと、万物のすべてを2つの性質に分けたものが陰陽説で、5つに分けたものが五行説っていう感じですね。

五行説からみた冬

この五行説ですが、
腎臓や肝臓とかの内臓、耳や目とかの感覚器、心の状態、感情、季節、時間、方角、気候、色…
本当にあらゆるものを5つに分類しています。

今のこの季節である冬も、五行説の五元素のひとつである【水】というところに分類されます。
『みず』ではなく、『すい』と読みます。

ここ最近でこそガッツリと冬になり、ずっと寒いですが、ほんの3週間ほど前には20℃を超えるような日が続きましたよね。
でも、暖かかろうが寒かろうが、身体は冬仕様になっているそうです。

同じく【水】に分類される腎臓が冷えて腰痛になったり、疲れが取れない、風邪をひきやすいなど虚弱な感じになる人が増えます。
五志という感情や性格的な分類で言うと、恐れおののく季節ということになります。
ビビリやヘタレが増えるっていうか、もっとあかんようになるって感じですかね( ̄▽ ̄)
びびり
でも、伊賀先生曰く、
ビクビクせんと、いつもよりドッシリ構えて、落ち着いて、大仏さんみたいにしといたらええよ(^^)
そしたら腎気が充実し、血流がよくなり、体温が上がり、免疫力が上がり、気力も充実し、ええことづくしやな(^^)/
まさに冬に負けない強い心身になるはずー!
大仏
ということです。

まぁ、どの季節でもそうですが、無い知恵しぼってあれこれと考えるなっちゅーことですな( ̄▽ ̄)

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