皆さん、こんにちは!
季節の変化に負けない身体づくりもお任せ♪
畝傍カイロプラクティックの岩崎です!
皆さんは養生という言葉をご存知ですか?
簡単に言えば予防です。
予防に勝る医学なし!
という言葉があるように、とても大切なことです。
今回は当院での養生・予防についての考え方について書いてみました♪
東洋医学的な発病のメカニズム
まず、根本的なところから…
東洋医学的に言うと病因とは、疾病を引き起こす原因のことを指します。
さらに分類すると外因・内因・不内外因の3種類に分類されます。
『外因』とは、雨・低気圧・湿度・気温など、気候や季節の移り変わりなどの外部環境の変化から疾病を引き起こすもの。
『内因』とは、不安・悲しみ・怒りなど、感情や精神の過度の起伏が身体に影響を及ぼして疾病を引き起こすもの。
『不内外因』とは、外傷・食生活の不摂生・過労・運動不足など、どちらにも属さないもの。
東洋医学では、人の身体には自然環境に適応する能力や疾病に対抗する能力が備わっていると考えられています。
これを正気(自然治癒力)と言い、反対に疾病を引き起こす3種類の要因を邪気と言います。
そして健康とは正気が充実している状態のことを言います。
正気と邪気のパワーバランスが崩れることで、様々な疾病を引き起こすと考えられています。
当院の考える養生とは?
僕が好きな本の一つの貝原益軒先生の書かれた養生訓の中で、
「内から生ずる欲望(内因)をこらえて少なくし、外部からくる邪気(外因)を恐れて防ぐことができれば、絶えず健康で元気はつらつとして、病気にかからず天寿を全うすることができよう」
と書かれています。
てことは、健康な状態を維持するためには邪気を無くせばいいんだ!
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考え方としては素晴らしいと思いますし、できるに越したことがないのですが(* *)
外気温が40℃を超えたり、台風が頻繁にきたりなど、外因を無くせるのは神様くらいでしょうし…
現代社会において内因・不内外因(特にストレス)の無い人なんて絶対にいないでしょうし…
なにより!お酒飲んだり美味しいもん食べたいし、夜更かしもしたいですやん笑
邪気なんて入ってくるときは入ってきますし、防ぎようのないものだと思っていません?
それなら、邪気に対抗できる正気(自然治癒力)を高めた方がいい!
これが当院の考える養生です。
好きなこと・やりたいことを我慢する方が、よっぽど身体に毒だと僕は思いますよ♪