畝傍カイロプラクティックの坂田です。
明日から4月、新年度の始まりですねぇ~♪
僕は、はり師、きゅう師(併せていわゆる鍼灸師)、柔道整復師という3つの国家資格を持っています。
副院長の岩崎も、この3つの国家資格保有者です。
それなのに、なぜうちの屋号が【鍼灸整骨院】ではないのか…
元々は平成9年に、鍼灸整骨院の屋号で開院したんですよ。
今回は、僕が整骨院という名称を変更した理由について、ちょっとお話させてください。
整骨院は、骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷というこの5つの原因のはっきりとした第三者行為以外の外傷しか扱ってはいけないという明確なルールがあります。
自分がスポーツをやっていたこともあるので、最初の頃は、外傷を診たいという気持ちも強く、また実際にほぼ外傷ばかりを診ていました。
ところが、いつの頃からか、
『そんなんでそんなケガするかー??』
『ちょっと治るん遅すぎるんちゃうん??』
みたいな患者さんが増えてきたように感じるようになってきたんです。
子どもたちを取り巻く環境も変化してきているから、当たり前っちゃあ当たり前なんですけどね。
まぁ、運動会でこけるオトンは、ただただ運動不足でどんくさいだけやけどな( ̄▽ ̄)
ケガからの早期回復は、もちろん重要なことですし、固定の技術に長けた素晴らしい整骨院さんも今では少ないですが、探せばあります。
足首の捻挫の治療、はずれたアゴを元に戻す、子どもの肘が抜けたのを整復する…
確かに、これぐらいのことが出来ないというような整骨院は問題外ですよ!!
でもね、僕はケガをしにくい体、自己治癒力を最大限に活かせる身体を作ることを目指したくなったんです。
当たり前やけど、これって当然のことながら健康保険の適用外ですよね。
だから、健康保険の取り扱いをやめたんです。
ところがね、さっき僕が言うたようなものを健康保険で診るようなクソみたいな整骨院もあるわけですわ。
屋号が【整骨院】のままやと、健康保険が使えるんでしょ的な気持ちの患者さんが来られるんですよねー。
それは、決してその患者さんのせいではないんです。
整骨院業界の責任です。
業界を良くしよう!
整骨院、接骨院の地位の向上を目指して!
こういうことを訴えてる団体なんかもあります。
それってどうなん??
主語が患者さんやないやん!!
結果的に、それが患者さんのためになるっていう大義名分はあるんでしょうけど、そこまで考えて言うてる人は、めっちゃ少ないように感じます。
健康保険が使えないことに対する患者さんの何故?に対する説明が面倒くさくなって、結局は整骨院という屋号を変更しました。
ホンマは面倒くさがってないで、伝え続けていかんとあかんことなんですけどね…
まぁ、結局は自分のやりたいことをストレスを感じずにしーたいなーと思ったってことです。