みなさんこんにちは!
オスグッドシュラッター病は当院にお任せ♪
畝傍カイロプラクティックの岩崎です。
先日行われたサッカーのキリンチャレンジカップ、日本対ウルグアイの試合は観戦されましたか??
日本は強かったですね♪
今後が楽しみです(^^)
僕は世代的にウルグアイといえばアルバロ・レコバ選手です!
彼の左足から生まれたゴールは数多く、僕の好きな選手の1人です。
さて、今回はオスグッドシュラッター病についてです。
寒くなり、身体の動きが鈍くなるこの季節…
サッカーをしている小中高生なら一度は聞いたことのある症状ではないでしょうか?
オスグッドシュラッター病とは?
オスグッドシュラッター病はオーバーユース(使い過ぎ)による成長期のスポーツ障害のひとつです。
成長期には骨格系が急激に成長しますが、筋肉や腱などの軟部組織の成長はそうはいきません。
激しい運動や長い運動時間、運動後のケア不足により軟部組織は硬くなっていきます。
結果、大腿四頭筋が硬くなり、ジャンプやダッシュなどを繰り返すことにより筋肉の付着部である脛骨粗面に牽引力がかかり痛みを伴います。
また、オスグッドシュラッター病の特徴の1つに『脛骨粗面の隆起』があります。これは骨の変形です。
オスグッドシュラッター病による痛みを改善することはできますが、変形を改善させることはできません。
よって変形が残る前に早期発見・早期治療が大切な症状ですし、しっかりと治療を行えば恐れる症状ではありません。
まずはオスグッドシュラッター病の前兆を知りましょう!
オスグッドシュラッター病の前兆
・膝蓋骨の下(脛骨粗面部)を軽く押さえると痛みがある
・運動後、膝に違和感を感じる
・屈伸運動の際、膝がスムーズに動かない
・太もものストレッチで、膝が突っ張る
などが考えられます。
これくらい普通では??と思われるかもしれませんが、
「痛みを感じた時=脛骨粗面に炎症が起こっている」
ということを知っておいてください。
サッカーをしている方の特徴として
・インサイドキックは痛くないがインフロント・インステップ・トゥキックで膝に痛みや違和感を感じる
・接触プレーなどで膝をぶつけると痛みがある
・後半になると膝に痛みを感じる
サッカーは長い距離を走ることはもちろんのこと、コンタクトプレーも多く、直接膝に負担をかけることも多々あります。
これがサッカーをしている方に、オスグッドシュラッター病が多い理由です。
オスグッドシュラッター病の予防
まずはウォーミングアップ!この時期は特に大切です。
どうしてもアップの時間が少ないという方はスパッツなどで保温してあげるのもいいでしょう。
とにかく動き出しで体が冷えていると膝の動きも悪くなり、痛みの原因になります。
次にストレッチ!
太ももの前(大腿四頭筋)はもちろんですが、お尻や足首周りのストレッチも忘れずに。
注意点としては痛みのでるストレッチは厳禁です。
ただし、ストレッチはあくまでも予防であって、すでにオスグッドを発症している人や、膝に痛みのある人はやってはいけません。
当院でも、受診されている方は痛みの出ている方なので、ストレッチはやらないように指導しています。
ここは他院との違いでもあります。
最後に…
スポーツをする上で怪我はつきものです。
しかし、オスグッドシュラッター病に関しては「防ぐことのできる怪我」です。
昨日今日でなる症状ではないということです。
ストレスなくプレイができるように日頃から身体のケアは怠らないでくださいね♪