今ではもう毎年のことになりましたが、ハッピーマンデーのおかげで、年末年始の休みが明けた途端にまた連休でしたねぇ。
中にはそこまでずっとお休みやった方もおられるでしょう。
もともとは、元服の儀が小正月である15日に行われていたことで、15日を成人の日と定めていたようです。
元服は、もうちょい若いですけどねw
旧暦の頃からの行事や、それに由来する祝祭日は、どっちみちその日やないやんてことで、僕はずらしていただいても問題ないというスタンスでおります。
しかしながら、海の日や体育の日のように、明治以降の出来事に由来している祝祭日はずらしたらあかんのんちゃうのん派です( ̄▽ ̄)
ちなみに海なし県の奈良県は、条例で海の日を『奈良県山の日・川の日』と定めておりますw
前置きが長くなりましたが…
日本人本来の身体の使い方を指導する、畝傍カイロプラクティックの坂田です。
ランドセルが重すぎる!?
先日、友人から、ブログネタにどう?ということで、
【ランドセルが重すぎて、小学生が苦しんでいる】的なことを教わりました。
脱ゆとりで教科書が重くなっているだとか、教科書をタブレットにしようだとか…
( ゚Д゚)ハァ?
ゆとり教育以前の小学生は、そんなことゆーてたんか?
問題はそこやないんちゃうかな。
本来の日本人にそぐわない身体の使い方になってきていることも原因のひとつではないのかなぁ。
日本人に合った身体の使い方ってあると思うんです。
今回は、そんなお話を。
合わない身体の使い方?
現代の日本人は、身体のことは無関心で暮らしています。
定期的に健康診断を受けていますであるとか、しょっちゅう血液検査をしていますとか、そーゆーことを言うてるんと違うねん( ̄▽ ̄)
あくまでも、身体の使い方のお話ね。
現代人てほんとに『なんとなくだるい』とか『身体がすっきりしない』とか、いわゆる不定愁訴と呼ばれているものを抱えている方が大勢いてはりますよね。
それらの不調の原因のひとつに、合わない身体の使い方があるのではないかと思います。
生活スタイルの変遷
明治維新後に、文明開化と称して、いろんなものがどんどんと近代化されてきました。
西洋文化が目新しかったというだけで、文化・文明は日本の方が優れていたと僕は思っていますけどね。
西洋化が進んだとは言え、明治や大正の頃は、まだ着物が多かったです。
本格的な西洋化は大東亜戦争後ですね。
戦後、生活スタイルが急速に西洋化されたことで、普段の姿勢も西洋式で教えられるようになりました。
【胸を張った良い姿勢】とかいうワケのわからんやつです( ̄▽ ̄)
こんなんも、広義ではWGIPの弊害ですな。
民族性を作るものとは
人間はその土地の気候や風土といった環境に合わせた生活をします。
また、それが民族性を形成します。
西欧、アフリカ、北米、南米、それぞれに民族性があります。
隣り合った国同士でも、民族性には違いがあります。
当然、日本には日本の民族性があるのです。
それなのに、民族性を無視した姿勢や動きをしていると、身体は壊れていってしまいます。
身体の使い方だけではなく、日本人にあった食べ物というものもあるでしょう。
海に囲まれ、古来より海藻類を食していた日本人だけが海苔を消化することができるという説なんかもあるくらいです。
マクガバンリポートによると、元禄時代の日本の食事が理想だとも言われています。
日本人に合った身体の使い方
では日本人に合った身体の使い方とは、どのようなものなのでしょうか。
わかりやすく言うと、明治以前の日本人の姿勢や動き方です。
写真として残っている一番古いものが幕末の頃ですが、その頃から明治にかけての人々の写真にはそのヒントが残っています。
現代人の写真とも比べてみてください。
▲涼しい顔で赤ちゃんを負ぶってますね
▲腰を反らせて必死こいとるな( ̄▽ ̄)
▲上のおっちゃんはともかく、女性でもこの通り!▲この人も腰を反らせて、女性の3分の1の米俵を必死な顔で( ̄▽ ̄)
▲おんぶ今昔物語
わかりましたか?
昔の日本人は「骨盤が後傾している」のです。
骨盤を後傾させるだけで、呼吸が楽になり身体も緩みます。
もちろん、それだけではないのですが、長くなるので今回はここまでで♪