シンスプリントやオスグッドなどのスポーツ障害の施術が得意な、畝傍カイロプラクティックの岩崎です。
秋祭りの季節がやってきましたね(^-^)
僕は先週末、お祭りに参加するために、ふるさと富山県高岡市に帰省してました。
大阪では、だんじり祭りが有名ですが、我が町・富山県高岡市は獅子舞が盛んな地区です。
秋祭りなので五穀豊穣を祈るお祭りとして行われます。
この写真は、参加した際の一枚です。
小学校五年生の頃から参加しているお祭りなので、毎年この時期になると体が勝手に動いてしまいます♪
皆さんの地区にはどんなお祭りがありますか?
僕と地元祭りトークをしませんか(笑)
長時間、足袋を履いて飛んだり跳ねたりしましたので、結構足が疲れました。
身を以て体験してきましたので、今回はシンスプリントの症例を紹介したいと思います。
シンスプリントの症例報告
16歳女性、高校生でバレー部に所属。
足の痛みは中学校の時からあったが高校に入り、部活の時間も内容もハードになり症状が悪化。
病院ではシンスプリントと診断され安静を指示される。
休み休みプレーをするも改善と悪化を繰り返す。
本人としては部活を休みたくないとのことで当院を受診されました。
シンスプリントとは
シンスプリントとは脛骨過労性骨膜炎の事でオーバーユース(使い痛み)よる症状です。
となると一定期間休んでいると治る!運動量を減らせば治る!と思いませんか?
しかし、シンスプリントは一時的に改善したように感じますが、そのままでは再発の可能性がとても高い疾患です。
シンスプリントの施術
当院では、施術の前に必ず検査を行います。
どのような症状でも患部に問題があることもありますが、その他に問題があるケースもあります。
ですので、治療前の検査はとても大切です。
検査をしてから、体の歪みとバランスを調整し自己回復力を高めます。
治りやすい体の土台づくりの後に患部の状態をチェックしていきます。
シンスプリントの方だけに限らず体の歪み調整は必ず行います。
その理由は、どんなに患部の状態が良くなり痛みが緩和したとしても、痛みの根本が変わっていないと同じ痛みを繰り返す可能性があるからです。
シンスプリントの経過
今回の症例で初診時は、長年痛みを庇っていたこともあり、体のバランスがかなり崩れていました。
よって患部の施術はせずに全身の調整を行い、体のバランスを改善し自己回復力を高める事に集中しました。
結果としては、施術後の痛みの変化は、あまりありませんでした。
三日後の2診目には、以前よりも運動中の痛みが緩和しているとの事でした。
実際に治療前の検査でも、以前より良い状態でした。
今回も全身のバランスを整える施術を行い、その後、患部の治療も行いました。
症状は日に日に改善していき、6診目には痛みはほとんどない状態まで改善しました。
足の事をかばう事なくプレーができていると言う声を頂き、僕も嬉しい限りです。
シンスプリントの考察
今回はシンスプリントと診断を受け、当院に来院されるケースでしたが、スポーツによる使い痛みの場合は今回のような改善例がとても多いです。
肩や肘、股関節や膝…
痛みの箇所はスポーツの種類により様々ですが、患部の問題を解決する前に、体全体の状態を改善する事が早期回復・再発防止に繋がります。
好きな事を思い切り出来る体作りのお手伝いが出来て、喜んでもらえる事が僕の一番の喜びです。